まず動画で「ありがとう」を確認する

上の実写動画は、手話しゅわのアプリ教材から無料公開している「ありがとう」の単語動画です。登録やインストールなしで見られます。再生ボタンを押し、必要なときは動画の下で0.5倍を選んでください。

通常速度、0.5倍、通常速度の順に見る

最初は動きを止めず、顔から上半身までを見ます。次に0.5倍で迷った箇所を確認し、最後に通常速度へ戻します。手の形だけを覚えるより、動き始めと終わり、顔や身体との関係を見比べやすくなります。

見るところ自分に問いかけること
手の形片方だけでなく、両手を見られているか
位置と向き身体のどの辺りか。手のひらや指先はどちらを向くか
動きどこから始まり、どこで終わるか
顔と上半身手元だけに視線を固定していないか

このページの動画にはWeb表示で左右反転を加えていません。ただし、原撮影の向きや表現の専門確認は未完了のため、映像だけから「相手視点」「鏡で見た向き」と決めつけず、気になる点は講師などに確かめてください。

見た後に一度、思い出す

  1. 再生を止め、覚えている動きの流れを思い出す。
  2. 分からない部分を推測で埋めず、もう一度動画を見る。
  3. 「向き」「途中の形」など、迷った点を一つメモする。
  4. 翌日、見本を見る前にもう一度思い出す。

自分の動きが相手にどう見えるかは、一人では判断しにくい部分です。表し方を確かめたいときは、ろう者が関わる講座など、質問できる学習機会も利用してください。

「ありがとう」を使う場面

感謝を伝える前に、何をしてもらったのか、相手と共有できているかを考えます。以下は会話の目的を整理した表で、手話への翻訳例や対話動画ではありません。

場面感謝の対象一緒に確かめたいこと
物を受け取った渡してくれたこと受け取った物が合っているか
道を教わった案内してくれたこと行き方を理解できたか
手伝ってもらった協力や時間何が助かったか
活動が終わった一緒に取り組んだこと感謝か、ねぎらいか、別れの挨拶か

分からない点が残っているなら、感謝だけで会話を終えず、文字なども使って確かめます。次の課題を選ぶときは、日常会話の学習ガイドも参考にできます。

「ありがとうございます」と丁寧さを考える

日本語の「ありがとう」「ありがとうございます」「どうも」が、それぞれ固定の別動作に対応するとは限りません。相手との関係や前後の話題、顔や身体も関わるため、単語動画一つから場面ごとの丁寧さまでは判断できません。

「動きを大きくすれば丁寧」「頭を下げれば丁寧」と一つに決めず、感謝の場面を扱う教材や講師の実演で確かめます。このページには、友人・初対面・仕事の違いを比較する会話動画は掲載していません。

「すみません」「お疲れさま」との違い

日本語では、助けてもらったときに「すみません」と言うことがあります。しかし、本サイトの「すみません」の無料動画は呼びかけを扱っています。感謝したい場面に、そのまま流用しないでください。

お疲れさまは、ねぎらいを考える入口です。「ありがとう」と同じものとしてまとめず、いま伝えたいのが協力への感謝なのか、活動へのねぎらいなのかを整理します。単語の日本語訳が近いだけで、使い方も同じとは限りません。

返答も見て、挨拶の読み取りへ進む

「どういたしまして(いいよ)」の単語動画も無料で見られます。「ありがとう」とは別に撮影された単語動画なので、2本を並べて見ても、場面に合う一往復の会話を確認したことにはなりません。

次は無料の挨拶10語から「おはよう」「こんにちは」などを見て、挨拶10問クイズで意味を見分けてみましょう。クイズは動画の意味を四択で選ぶ練習です。自分の手の動きや、感謝の伝わり方を自動判定する機能ではありません。

よくある質問

イラスト一枚で覚えられますか

一枚では途中の動きが分からないため、動画と併せて確認します。このページの動物の表紙は装飾で、手話の形を示す教材ではありません。

左利きの場合は、動画を反転すればよいですか

動画の反転だけで自分に合う表し方を決めず、左右の役割や教材の撮影方向を確認してください。本ページには左利き用の別実演はありません。迷う場合は講師に見てもらうと、質問する箇所を具体的にできます。

海外の「ありがとう」と同じですか

手話は世界共通ではありません。外国の動画を日本手話の同じ表現として覚えず、対象とする言語を確認します。日本手話・ASL・国際手話の違いで整理しています。

別の教材と形が違ったらどうしますか

地域・話者・場面の違いと、映像の表示方向を確かめます。どちらかを見た目だけで誤りと決めず、教材の説明や使う相手に確認してください。

参考情報

手話しゅわで復習

気になる表現を、動画とクイズで確かめる。

指文字一覧や単語の実写動画を見返し、単語クイズで復習できます。1,300語以上の単語・表現を収録。単語の閲覧・コースなどには無料枠とPremiumの区分があります。

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